竜好きの趣味ブログ メインは自作の粘土・ぬいぐるみドラゴン達を紹介。
たまに本、映像作品、ゲームの感想。
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8月に出てからずいぶん経ってしまいました。
今回の感想なんですが、ちょっと個人的に残念な点が多くて
シリーズ大好きなファンの方は読まない方がいいのかも。
基本あんまりネガティブな事は書かないようにしてるんですが今回はちょっと。
なので普段は「続きを読む」を使わないんですが分けておきます。
↓ ネタバレあり。 ↓
度々アナウンスしては延期になってたのが発売されたのはすごくうれしかったんですが…
一言で言うと…ドラゴン分が足りない;;
ドラゴンたちの物語では無く、フェインの物語になっちゃってるんですよね。
簡単に乗っ取られたりするドラゴンたちはただの入れ物みたいな扱いに見えるんです。
4巻までは自分で考えて行動したりする面も見られたんだけども…
描写もすごい少ないんですよね…人間とセットか、陰謀の道具としての出番がほとんど。
グロックルも都合のいいアイテムっぽい扱いだしなぁ。
デービットに呼ばれて場面転換に出てくるみたいな。
そう思うとパーンの竜騎士って本当にすごかったんだと思う。
世界情勢や技術レベルや舞台がどう変わっても竜達の存在感があったんだから。
それと、これは穿った見方かもしれないけど…
邪魔になった初期キャラを全員始末したように見えるのは気のせいでしょうか。
死ぬ前後すらあまりページを割いてもらってない感じなんですが。
今回これが一番気になっちゃったんですよね。
宇宙人が出てきても「この作品どこ行くんだwww」くらいにしか思ってなかったんですが
今は展開に困惑するザナの気持ちが一番よく分かるなあ。
デービットが謎の存在になったのはともかく、アレクサから羽が生えてくるとか。
なんか、長期連載し過ぎて方向性が変わる漫画みたいなノリの変化なんですよね。
わたしは短編の方が好きかなぁ。
あっちはスケールは小さいのに物凄くわくわくするのになぁ。
全体の感想としては中間のお話だと思いました。
漫画ではよくある感じなんですけどね、コミックスの中間本みたいな。
最低年1くらいで出る漫画本ならいいんですが、数年待つハードカバーで
こういう切り方は勘弁してほしかったなあ。
今回は過渡期だと思ってまた次の巻を待ってみる事にします。
次の展開の為の布石をたくさん敷いていった感じもしますし。
わたしはドラゴン萌えなので期待するシーンが少なかっただけで
物語そのものが酷いかって言うとそういう訳では無いと思うので。
続き1~2巻読んだら5巻の感想も変わるのかも。
次は龍たちの活躍が沢山読めますように。
龍のすむ家Ⅴ 闇の炎
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